書肆萬年床光画関係資料室

写真史や撮影技術、カメラ等について研究趣味上のメモ置き場

MF

Lantern Festival,Nagasaki,Japan (Leica If + Voigtländer Super Wide Heliar 15mm F4.5 + Fuji SUPERIA X-TRA 400)

撮影地:長崎 機材:Leica If + Voigtländer Super Wide Heliar 15mm F4.5 フィルム: Fuji SUPERIA X-TRA 400 現像データ:DPE SWH 15/4.5は、というより普段の感覚で使いこなせる広角は21mmまででそれ以上の超広角となると相当数の失敗作を連発することに…

老女 (Leica I(A) + Elmar 50/3.5 + FOMA RETROPAN 320)

撮影地:長崎 機材:Leica I(A) + Elmar 50/3.5 フィルム:FOMA RETROPAN 320 現像データ:専用現像液(標準現像) スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 初めてFOMAのフィルムを使ったころのものですが、自家現像を再開したばかりの時期でこれがフィルムのクセなの…

ヒーロー (Fake Leica Ic(Zorki Based) + W-Komura 35/2.8 + KODAK Tri-X 400)

撮影地:北九州(2019.01) 機材:Fake Leica Ic(Zorki Based) + W-Komura 35/2.8 フィルム:KODAK Tri-X 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 初めてR09を使ってみましたがまだ条件出しはこれからです。W-Komura 35/2.8はなにか…

『国内版 AF一眼レフにおける銀塩からデジタルへの移行史 1985-2004(銀塩AF機の登場から終焉まで) (2018/08/16 版) 新』

(2019/03/07 宅ファイル便リンク切れを機に新規頁で再作成) 個人的興味もあって『国内版 AF一眼レフにおける銀塩からデジタルへの移行史 1985-2004(銀塩AF機の登場から終焉まで) (2018/08/16 版) 』として年表をまとめました。あくまで大まかな流れを掴むた…

昭和の残滓 (Leica M3 + Summicron 50/2 + KODAK BW400CN)

撮影地:長崎(2018) 機材:Leica M3 + Summicron 50/2 フィルム:KODAK BW400CN 現像データ: DPE スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 以前も書きましたがKODAK BW400CNは気に入っていて、当時お願いしていたDPEとの相性が良かったのもあり一時期はこればかり使…

新宿 (Leitz Leica If + Voigtländer SSSkopar 25/4 + KODAK TMAX 400)

撮影地:東京(新宿 2019.01) 機材:Leitz Leica If + Voigtländer SSSkopar 25/4 フィルム:KODAK TMAX 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:Scan EPSON F-3200(Edited) かなりコントラストの強い筈の画面ですが、飛ばず潰れず、新鮮な(!)フィルム…

橋 (Fake Leica 72(Zorki Based) + Voigtländer SSSkopar 25/4 + KODAK Tri-X 400)

撮影地:北九州 機材:Fake Leica 72(Zorki Based) + Voigtländer SSSkopar 25/4 フィルム:KODAK Tri-X 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:EPSON F-3200(No Effect)

M3神話解体試論 (2018.1.3版)

(追記 2018.01.09) 一通り書き上がってはおり論旨の大枠に変更の予定はありませんが、お読みいただいた皆様からご指摘をいただくにつけ史実の前後関係の整理や論証部分に不足を感じ、現在当時の資料や実機を追加で収集して書き直しを進めております。そのよ…

M3神話解体試論 作成用メモ(あるいは50年代写真文化史考に向けて)

日本の古本屋で「クラシックカメラ専科3 戦後国産カメラのあゆみ」を注文。まだ持っていなかったのかというツッコミを受けそう。これである程度疑問が解決すればいいけれども。 — Ichizo Harimaya (@afcamera_mania) 2017年11月24日 バルナックコピー機への…

ドフジャンク棚にみる普及帯コンパクト史 備忘録

最近は(全盛期に比べれば誤差の範囲とはいえ)多少なりともフィルムカメラでの撮影が盛り上がっているようで、なかでもこれまでほとんど見向きされてこなかった普及帯のプラ製コンパクトカメラが評価されているらしいのが面白いところです。 残念ながら地方在…

都市伝説の結末 / OM(AF)マウントレンズのOM(MF)機への装着について

さて昨晩、銀塩AFカメラについてそれなりに有名な都市伝説がデマであると確定したのでまとめておきたいと思います。 起点は佐藤さん(@sigeosato )のこの発言。 ところで有名な「OMAF用レンズをMF機に付けると外れない」ってこれホントなの、今更だけど — 都…

Fed銘 エクステンションチューブ + SONY α7 + 諸レンズ

少し前のKMZ製のターレットファインダーを探していたのだけれど、そのときは見つけだせませんで。ふと気づくと、銀塩EOS Kissシリーズ(×5台)の台座となっているボックスの確認を忘れていたのであけてみると、ターレットファインダとかフォクトレンダー銘(COS…

スナップ / COSINA ZEISS IKON + Canon Serenar 35mm F2.8 + FUJI SUPERIA X-TRA 400

COSINA ZEISS IKON + Canon Serenar 35mm F2.8 + FUJI SUPERIA X-TRA 400 カバーに"OCCUPIED JAPAN"と刻印された占領時代のこのレンズはカラーでの使用を想定して作られてはいないはずなのですが、私はこのレンズの写し取る色の描写が、これまた大好きなの…

Nikon FE モルトの張り替え

ここしばらく、夜食と午前0時以降の飲酒は禁じていたのだけれど、今日は飲みたいので飲むことにする。 ウィスキーをひっかけながらNikon FEのモルトを貼り替え中…外装はそこそこなのだけれど、モルトはもうべったべたの糊かカッサカサに枯れて触れば崩壊する…

偶然の産物 / Zorki-3M + Jupitar-8 + Fuji X-TRA 400

Zorki-3M + Jupitar-8 + Fuji X-TRA400 撮っているうちに段々フィルムを巻き取っているスプールに負荷がかかって空回りし始めてこういうことになるようです。またこのスプールが、どこのブリキ細工だっ、ていうレベルの作りで。 アンダーパーフォレーション…

もうコンパクトカメラはこれ一台でいいんじゃないか / KONICA C35EF

と、心にもないことを言ってみる。ACOM-1からコニカつながりでC35EF。 KONICA C35EF(KONICA HEXANON 38mm F2.8) + KODAK ULTRAMAX400 このあたりでもちょっと触れたC35EFだけれど、私にとっては写真家増山たづ子ばあちゃんの愛機という印象が強いカメラ。増…

Konica ACOM-1の分解

以前ハードオフのジャンクボックスから掘り出したKonica ACOM-1ですが、ファインダーにきつめの汚れが見られまして、そのままで使えないこともないものの気持ちよくないのでサクッとトップカバーを外してみました。 ざっとこんな感じ。定石通りで比較的簡単…

ジャンクレンズ購入記念 / OLYMPUS OM-2N + ZUIKO MC AUTO-S F1.4 50mm + KODAK ULTRAMAX 200

OLYMPUS OM-2N + ZUIKO MC AUTO-S F1.4 50mm + KODAK ULTRAMAX 200ジャンクレンズ購入記念に。ただし、上掲の写真で使っているZUIKO F1.4 50mmはジャンクでは無くカメラ店での委託品。その写りがなぜこれほどしょぼいかと言えば、思いっきり設定をミスったま…

SONY α7 + Ricoh XR RIKENON F2.0 50mm

SONY α7 + Ricoh XR RIKENON F2.0 50mmえー、ブログの趣旨はいったいどこに行ったのかという抗議は一切受け付けませんのであしからずご了承ください(お約束)。当然ながらマニュアルでの操作になりますが、α7のEVFで絞り開放でもたいへんピントの合わせやすい…

上野彦馬 1861 『舎密局必携』巻三 附録「撮形術」

ますますAF一眼レフはどうしたという話ですが、α-70が手もとに来てからはバンバン撮ってますYO。というか、α-7と比べても大きさがちょうど良く撮りやすく思えますNE。つーか、いつの間にα-7(むろん、MINOLTAの方ですYo!)までも手元にきてるんですかNE。だけ…

クリスマス

そういえばクリスマスなるものがあったそうですね。クリスマスヴァージョンのカメラとかってあるのかしらん。PENTAXのカラーバリエーションならそのあたりのトンチキなカラーもいくらでも作れそうですが。実家は曹洞宗のはずがなぜか浄土宗の寺に墓があって…