このブログの主要記事一覧です。ご参照ください。 photoworks.hatenablog.com
twitterの方でつぶやいた「身の回りのもので現像できるものはなにか」という話題のメモです。もちろん自由研究というのは冗談で実際に試したわけでもありませんが、理科に強い小学校高学年ぐらいからなら本当にここからアイディアを得ることができるかもしれ…
以下は永見徳太郎の主に上京(1926年)後を中心に、カメラ・写真誌、ときに総合誌に掲載された中で主にカメラ・写真に関する記事を掲載したリストである。一部、評伝的な関心からそれ以外の執筆記事も掲載し、また補足も書き入れている。 閲覧に当たっては編…
佐和九郎・永見徳太郎らが中心になって1935年に結成されたコンタックスの会はコンタックスの愛好者団体としては世界初だったらしい。写真誌に掲載された愛好者団体の活動報告を拾っていくと例会だけでなく撮影会や展覧会などを定期的に開くとともに各地に次…
*カメラ:ARS ARSEN*レンズ:Anastigmat Grimmel 50/4.5*フィルム:ReraPan 100 S(かわうそ商店)*撮影開始:2022/09/28*撮影場所:市街地周辺 15時ごろ *メモ:新しいカメラ(ジャンク)の試写。ARSENの巻き止め機構の確認。
*カメラ:高橋光学(東亜光機) GELTO DIII*レンズ:Anastigmat Grimmel 50/4.5*フィルム:上海GP3 100*撮影開始:2022/09/09*撮影場所:庭17時ごろ *メモ:新しいカメラの試写。上海は巻き太りが気になる。裏紙の幅が古いベスト判の金属スプールより僅かに…
*カメラ:ADOX Adrette*レンズ:Trioplan 50/3.5*フィルム:上海GP3 100*撮影開始:2022/09/08*撮影場所:駅前周辺 16時ごろ *メモ:新しいカメラの試写。ベストフィルムを上から押し込むのはちょっと難しいなと。上海の巻き癖はかなり強い。すぐ緩んでいく…
吉川速男(1890-1959)の『写真入門』(1946/アルス)から、後書きに当たる部分を。 戦前のアマチュア写真の盛り上がりに歩調を合わせて戦後1950年代に及んで実に三桁の著作を世に送り出した吉川だが、今現在、ネット上で彼の名を検索してもWikipedia(ja)…
解説 三省堂の「明治文化研究」に掲載された永見徳太郎上京後の初期の仕事。写真雑考ということで、「写真に関する著書」「徳川慶喜と写真」「写真代金」「開業した外国写真師」「写真の抗議」という五つの小見出しが冒頭に掲げられているが最後の「写真の抗…
このリストは更新終了しました。新版をご覧ください。 photoworks.hatenablog.com 以下は永見徳太郎の主に上京(1926年)後を中心に、カメラ・写真誌、ときに総合誌に掲載された中で主にカメラ・写真に関する記事を抜き出したものである。一部、彼の評伝的な…
戦前から戦後にかけて銀座でカメラ店を営んでいた双美商会が発行してたと思われるPR誌「フタミニュース ダイヨット」の戦時中の号(1941年3月号)に、当時出版されたパウル・ヴォルフの写真集から文章と作品が転載されて、また写真集についての評がついてい…
薄雷山(恕一)が1910年に出版した『雷山畫集』(雷山画集)を買い求めましたので、その序文を起こしました。あと雑感を多少。 何を持って「写真集」と定義するかは議論となるところですが、個人による写真集として日本で最初期の一冊であることは確かです。…
永見徳太郎の『夏汀画集』には徳太郎(夏汀)の挨拶に続いて八名の寄稿があります。そこに並ぶ顔ぶれは郷土の関係者と写真関係者に大きく分かれますが、故がついていることからもわかるように将来を嘱望された画家であり、徳太郎と同世代の渡邊よ平(渡辺与…
永見徳太郎が1912年に自費出版した写真集『夏汀画集』の序文を起こしました。徳太郎当時22歳。浪華写真倶楽部の「写真界」等に投稿を繰り返していた時期で、印刷は同倶楽部の後援でもある桑田商会。なお、発行は奥付でも1912年12月15日となっているのですが…
先だってから紹介しているフォトアート臨時増刊「質問に答える写真百科」(1958.6)所収の記事で「写真界知識編」コーナーの一つ(無署名記事により 著作権保護期間は満了)。 前回紹介した「海外の有名写真家を紹介して欲しい」という質問に対する回答のコー…
先だってから紹介しているフォトアート臨時増刊「質問に答える写真百科」(1958.6)所収の記事で「写真界知識編」コーナーの一つ(無署名記事により 著作権保護期間は満了)。 「海外の有名写真家を紹介して欲しい」という質問に対する回答という設定で編集さ…
AERA.dotの連載「アサヒカメラの90年」(鳥原学 全24回 ※元はアサヒカメラ誌上での連載)についてもまとまった目次がなく、また設定されているタグが機能しない(!)という状況で、検索するにもこの記事の存在を知らなければたどり着けないというというあり…
先だって1958年6月の写真誌概況(フォトアート臨時増刊「質問に答える写真百科」所収)という記事を投稿しましたが、これはこの増刊の中の「写真界知識編」(p371~)という特集の一部でした。 この特集では当時の日本写真界、そして世界の写真家を総合的に捉…
パウル・ヴォルフの『ライカ写真の完成』より一部(「フイルム・フイルター・現像」pp.9-25)を抜粋します。ヴォルフ(1951年 逝去)の著作権はあらゆる意味で切れていますが、これは翻訳であるため訳文に翻訳者の二次著作権が発生します。しかし、翻訳者不…
1958年6月の写真誌概況。フォトアート臨時増刊「質問に答える写真百科」所収の記事。昨年のアサヒカメラ(アサヒ新聞社)に続き日本カメラ(日本カメラ社)が倒れて会社清算にまでいたり、フォトテクニック誌に源流をもつフォトテクニックデジタルの休刊が発…
「フォトコンテスト」誌1960年11月号ではこの年度の”他のカメラ雑誌の”月例受賞作からフォトコンテスト誌がベストテンを選出するというなかなか挑発的!な企画が行われたのですが、その特集に際しての武烈孫(ブレッソン)氏の批評。 これはこの年度の”他の…
「フォトコンテスト」誌(1961年1月号)所収の評論が興味深かったのでテキストを起こしました。(匿名記事にてすでに著作権の保護期間は終了しています) 主要なカメラ誌で一瞬起こりかけた名取洋之助とそのほかの写真評論家、ハイアマチュアの間の議論です…
東郷堂のNice号の撮影マニュアルです。Nice号については以前簡易な報告をしていますが、今回入手した個体にはこれまで見たことのない撮影法の冊子が入っていました。東郷堂と暗室不要・白昼現像フィルム使用カメラについては以下の記事でまとめているのでご…
現在 147作品紹介(2021/03/28 現在) 写真・カメラ(あるいは撮影)を主題として取り上げている、または作中で重要な役割を果たす漫画作品を紹介しています。ただ「登場する」というのではなくある程度具体的な描写があり、実際のカメラ史や写真史、撮影・…
『新案特許 東郷堂製 明光印画紙 説明書』 東郷堂 ヒット号(トウゴーカメラ・ヒツト號(下図)) 添付のもの。フィルムではなくこちらは印画紙の説明書だが、こちらも明光フィルムと同様一枚ずつ紙製の撮り枠に入っていて、注意は必要ながら焼き付けから現…
※ 以下は「カメラクラブ(1937年5月号)」に掲載された永見徳太郎による記事である。この号の特集は「大衆カメラの研究」であり、1937年当時の大衆の写真熱とその層にむけて売られた大衆カメラの実情が取り上げられている。 ※ 永見は東郷堂製カメラについて…
(以下の記事は更新終了し別項で編集している→ 最新版) ※ 以下は永見徳太郎の上京(1926年)後に、カメラ・写真誌を中心に、ときに総合誌に掲載された中で主にカメラ・写真に関する記事を抜き出したものである。一部、個人的な関心で長崎に関する記事や詳細不…
永見徳太郎が1932に粋古堂より出版した『珍しい写真』の序文を起こしました。 永見徳太郎(1950年 逝去)の著作権はあらゆる意味で切れており、また国会図書館の公開する「インターネット公開(保護期間満了)」にあたるデータですので公開に問題ありません…
※ 以下、今後に向けた個人用の記録用メモとして作成した文章です。推測による記述が非常に多く、内容の正しさについてはこれを「一切」保証しません。 ※ Twitterの引用部分には誤字・脱字や、また後から修正された見解がそのまま載っていますが、システムの…
*カメラ:Kiev-4a(Custom Paint)*レンズ:Helios-103 53/1.9*フィルム:ILFORD XP-2*撮影開始:2020/07/12*撮影場所:市街地周辺 メモ:ロシアから届いたカスタムKiev(先行試作機・試用分)のテスト。Kievとはまだ十分に「友達になった」という感覚はないのだ…