書肆萬年床光画関係資料室

写真史や撮影技術、カメラ等について研究趣味上のメモ置き場

死屍累々…orz

いやー、久しぶりの大敗北。やらかしましたなぁと。

この春に転職して8ヶ月、生まれて初めて、フルで"ぼうなす"なるものをいただきまして、それで有頂天になってる余裕もないほどにズタボロなわけですが、疲れ切ってふらっと職場近くのハードオフを覗いたら、普段はCanonのEOS Kiss初代あたりがひたすら並んでいるジャンクコーナーに、この店舗では見慣れないカメラが並んでいるんですよ。

Yashica Electro35のGTとGTN。Konica ACOM-1,C35EF。PENTAXのMZ-5。お値段300円台から800円台。ほかにもCanonのFTbとかいろいろ。

軒並み、しっかりビニールでラッピングまでされていてこれは期待がもてるととりあえず使ってみたい奴をかごに放り込んでかえってくると…

ほぼ全滅!

Konica C35EFは電池室が液漏れしてるので、これは私の腕ではどうしようもない。PENTAXのMZ-5は電池をいれてAFまでは動くのですが、シャッターが切れない。何かが外れてしまっているような感触です。分解してみなければ何とも言えないですが、裏蓋に電池の液漏れくさい雰囲気が…

Yashica Electro35はそもそも電池を自作しないといけないのですが、GTの方は分解痕があるし、セルフタイマーも動作してない。GTNの方はレンズの後玉にカビが。どちらも分解、清掃必須です。繰り返しますが電池自作も必要です。

ACOM-1はファインダーに汚れがある程度ですが、レンズを手に入れる価値があるかどうか。でもこの小ささはいいな…

おのれ、ラッピングは瑕瑾に気づかせないためのトラップか(言いがかり)。抜かった…

まぁ、全部合わせても3,000円程度ですし、C35EF以外は分解してみたら実用レベルまでは復活する可能性がないでもないので、将来の楽しみとすることにしましょう。

結局、問題なく生きていたのは状態の良いのを全部友人に回してしまっていたのでひとつ欲しかったMinoltaのα Sweetだけでした。最後までどうしようか迷っておまけでいれたんですが、言及されている例がないんですが、最近身の回りで見かけたミノルタ一眼レフのかなりに頻発しているペンタプリズム/ダハミラーの劣化によるファインダーの不良もなく大変快調です。

354円はさすがに酷い。

しかし、一瞬気づきにくいためか、それとも棚ざらしの間に劣化が進行するのかはわかりませんが、結構な値付けで専門店にならんでいるαシリーズでも発生しているのですよね。

これって最近一斉に発生しているから言及がないのかしらん。

あ、レンズは前にこの店の同じくジャンクコーナーで拾ったAF ZOOM 35-70mm 1:4です。1000円しなかったはずでれとろふゅーちゃーなデザインが大変気に入っております。

しかし、久しぶりに握ってみると後継機α Sweet IIの研ぎ澄まされた印象とはまた少し違う柔らかさのある操作感で、しっくりくるものがあります。これはこれで手元に置いておく価値はあるかなぁと思えます。

しかし、あの店でこの値段で文字通りジャンクだったのは初めてです…気を抜いては駄目ですねぇ。