旭に向かって誓え / 最初の一台
新年にあたり、私、以下のことをカメラと写真の神に誓います。
- 今年度、私が購入するカメラもしくはレンズは、月に一台または一本に限るものとする。
- この場合、カメラおよびレンズはデジタル/アナログ、本格/コンパクト、ハイエンド/普及帯、新品/中古の区別無く、それぞれを"一"と数えることとする。
- なお、新品・中古の区別無く、セットで購入した場合、本体/レンズが何台/本セットであろうとそのセットで"一"と数えることとする。
- もし、まったく購入しない月があったとして、その月の分を次の月に繰り越すようなことは無い。あくまで月の上限が"一"、であることを確認する。
いやいやいやいや、ほんとにほんとーに心から真心込めて誠心誠意誓ったはずのところが四日目にしてぶち破りそうになったので、あらためてここに書いておこーかと。
うん、どうせ誰も読まない僻地のブログだけれど、せめて証拠として書いておけば破ったときになんらかの後ろめたさは覚えるだろうから。やーい、やい。
んで、ほい。
OLYMPUS PEN FT
なんでこの後に及んで新マウントを…orz
っていったら、ここ最近ハーフサイズに興味をもって少々漁ってみたんだけれど、もともと一般家庭で使われたものが多いことと、ジャンルの縮小で出物が無く、安く/ジャンクで状態の良い物ってのが無くなってるのね。いや、大都市圏は知らんよ?地方ではね。
んで、新年のご挨拶がてらお世話になっているカメラ屋さんの委託コーナー覗いていたらF5ボディとかがもう25,000円とかで並んでるわけですよ。
うわーそんな値段かよと思ってたりしながら眺めているとPEN FTを見つけたんですね。ところが、ファインダー覗いたらミラーが腐食しまくってたんでそれを指摘したりしながらハーフサイズについて話していると、下の棚からまた別のPEN FTが出てきたんですよ、間髪をいれずに、これが。
じゃいくらよって話になったら最初が25kで、どうやら微妙な感じを醸しだしてしまったのか、即座に20kでいいよって話になってしまったら、もう買わんわけにもいかんでしょう…話の流れ的にも今後のつきあい的にも。
ちなみに、PEN-FTはちゃんとした大手の中古カメラ屋でもでももう少し安く手に入ります。保証付きで。ヤフオクなんかで手を出しちゃ駄目よ。
帰ってきて互換電池を入れたら露出計は元気に動き始めた。まぁ、ネガフィルムしか入れないし、そもそも露出計を使う予定は全くないので電池を抜いていてもいいのだけれど、そこはそれってやつで。
どうせなら露出計なしのPEN-FVがよかったんだけれどまぁいいか。天才、米谷美久の傑作機を使ってみたいというのはあったし。
しかし、ファインダー暗いのう。さっきまでX-700で撮ってた身からすると、まるで目をふさがれてしまったようじゃわい。きちんと調整して貰えばぜんぜん違うという話ではあるけれど。
それにしても、最近カメラ関連の古書の値段も高騰しすぎで困ったもんじゃのう。たぶん、次に値段が下がるのはクラカメブームにのった層が手放し始めるあたりだろうけれど、そのころにはもう逆に値がつかんかもしれんなぁなんて。
- 作者: 米谷美久
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しかし時代が時代というか、やはり露出計も、シャッター優先で絞り値を示すタイプなんだよなぁ。やっぱり私には使いにくいので基本的に無視だな、無視。
もっとも、両優先AEを実現する前夜あたりの、シャッター優先VS絞り優先みたいな議論にはちと興味があるというか何というか。いまの感覚からいや、そりゃどっちも良いところも悪いところもあるよね、って話にしかならんように思うんだけれど。シャッター優先のCanonのAE-1が海外仕様の絞り優先オート機AV-1をうむあたりとか。
そもそもF値の小さいレンズって、いまでは明るいレンズだけれど、そもそも速いレンズと呼ばれていたよーな。
話が飛び回りすぎじゃろーがい。
さて、上記の誓いに一つだけ追加しておく。
- ただし、千円未満(送料・税抜き)のジャンク品のみはこの縛りから除外するものとする。
いや、無理だって。さすがにこれなしだと。守れない約束に意味は無いってことで現実的なところで落ち着かせてみました。今年度もこんな僻地で長文を垂れ流し続けようと思います。みなさまよろしくお願いいたします。