光画図書室閉架書庫

写真史や撮影行為にまつわるあれこれを放り込む納戸。

カメラ

撮影メモ 20200109

*カメラ:Fake Leica(Fantasy/Black)*レンズ:Jupiter-8 50/2*フィルム:FOMAPAN400*撮影開始:2020/01/09*撮影場所:職場周辺*メモ:01/08にロシア(モスクワ)から到着したカメラの動作確認 *撮影記録:どうやら巻いたときに光が入ったかパトローネが悪か…

企画「1万円で始める写真史」エントリー報告と反省会

前回の記事の切っ掛けになった投稿から発展して以下の興味深い企画が誕生しました。 【写真史企画】写真史を身近に感じてもらえるよう、 #1万円で始める写真史 という選書企画を行います!こちらの企画では、写真史初学者に向けて、書籍1万円分で写真史を知…

現行本限定(2019.09.02) 写真史関連本リスト 暫定版

現行本のみで、写真に関する100冊の選書リストをつくりたいぞ('ω' ) — はいあたん@8/12東京で個展します (@haia_i) September 2, 2019 上記の投稿を切っ掛けにして「現行本のみ」をルールに写真に関する本を100冊ほど挙げてみました。とりあえずはボリューム…

「キング 『カメラセット』」簡易レポート

暗室不要・白昼現像を特徴とする戦前の子供向けカメラ=円カメラは以前レポートした東郷堂によるものが代表的ですが、東郷堂もその始祖というわけではなく、また実際にはいくつもの会社から同様の円カメラが発売されていました。そのうちの一つ「キング『カメ…

東郷堂 販促チラシ

東郷堂の当時の販促チラシが届きました。 東郷堂の特約店が「書店」だという実例を実際のチラシで確認できました。裏に手紙のような何らかの文章があるものと思ったのですが残念ながらそちら側にはなにもなく表側から併せて置かれた葉書か何かのインクがしみ…

東郷堂 専用フィルムのスキャン

前回で東郷堂の円カメラNice号について簡単に報告しましたが、東郷堂製の円カメラ用のフィルムは専用の紙製のホルダー(撮り枠)に一枚ずつ収められていて、撮影後はその撮り枠ごと専用の着色された現像液に浸すことで暗室無しで現像・定着・焼き付けが出来る…

東郷堂 Nice号(1934) 簡易報告

日本の現在のカメラ史・写真史というのはそれぞれプロ・セミプロ・マニアよりに描かれているきらいがあり、実態とズレているのではという思いがあります。 いま「東郷堂」といってもほぼ知られておらず、ネット上では海外の方がはるかに情報が詳細なのが現状…

トイデジブームを振り返って印象的だった機種を思い出す

「トイデジの名機」というお題をいただいたので一晩考えてみました。 歴史的経緯をキチンと整理したわけではないのですがトイデジをHOLGAやLOMOによるトイカメラのブームのそれとパラレルなものとして、どこまでをトイデジとするかは実はかなり難しいなと改…

『カンノン』試作機の目撃譚(間宮精一による)

日中戦争突入後の1939年の「カメラクラブ」に国産カメラの特集があり別の原稿の資料として取り寄せたのですが、特集内でハンザ・キヤノンが取り上げられていて、このなかに興味深い証言がありましたので紹介したいと思います。 戦前戦後のカメラ誌を読み比べ…

Fed(I)のマウント金具を交換してLマウント互換にする話 その2

※ 以下の記事は2014年の原稿を元に再構成したものです。ソビエトのカメラ・レンズ史または写真史については国内に信頼に足る文献は少なく、伝聞に基づいた記述があることをご承知おきください。 マウント金具をFed3のものと換えてしまったのでもうFed改とで…

Fed(I)のマウント金具を交換してLマウント互換にする話 その1

※ 以下の記事は2014年の原稿を元に再構成したものです。ソビエトのカメラ・レンズ史または写真史については国内に信頼に足る文献は少なく、伝聞に基づいた記述があることをご承知おきください。 Fed(I)のマウント(Fedマウント)について 2014年当時入手はした…

鎖 (COSINA ZEISS IKON + Canon Serenar 35mm F2.8 + FUJI SUPERIA X-TRA 400) / COSINA ZEISS IKONについて その2

撮影地:長崎(2014.01) 機材:COSINA ZEISS IKON + Canon Serenar 35mm F2.8 フィルム:FUJI SUPERIA X-TRA 400 現像データ:DPE 2000年代になって登場した完全新設計のレンジファインダーカメラ、ZEISS IKON(Zeiss Ikon)ですが、この写真を撮った2014年初…

COSINA ZEISS IKONについて その1

見ての通り、手元のZEISS IKONのシルバーはかなり見た目を弄ってしまっています。おそらくほとんど最後であろう新設計の金属製カメラということで、高級機のカテゴリーなのだろうと思われますが、このシルバーボディはなぜか安っぽさが付きまとうように思い…

Lantern Festival,Nagasaki,Japan (Leica If + Voigtländer Super Wide Heliar 15mm F4.5 + Fuji SUPERIA X-TRA 400)

撮影地:長崎 機材:Leica If + Voigtländer Super Wide Heliar 15mm F4.5 フィルム: Fuji SUPERIA X-TRA 400 現像データ:DPE SWH 15/4.5は、というより普段の感覚で使いこなせる広角は21mmまででそれ以上の超広角となると相当数の失敗作を連発することに…

老女 (Leica I(A) + Elmar 50/3.5 + FOMA RETROPAN 320)

撮影地:長崎 機材:Leica I(A) + Elmar 50/3.5 フィルム:FOMA RETROPAN 320 現像データ:専用現像液(標準現像) スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 初めてFOMAのフィルムを使ったころのものですが、自家現像を再開したばかりの時期でこれがフィルムのクセなの…

ヒーロー (Fake Leica Ic(Zorki Based) + W-Komura 35/2.8 + KODAK Tri-X 400)

撮影地:北九州(2019.01) 機材:Fake Leica Ic(Zorki Based) + W-Komura 35/2.8 フィルム:KODAK Tri-X 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 初めてR09を使ってみましたがまだ条件出しはこれからです。W-Komura 35/2.8はなにか…

MINOLTA RD-175を実用にするためのTips集(速報版)

MINOTLA RD-175(1995)について MINOLTA RD-175というデジタル一眼レフがどのような位置づけの機種であるのか。一般の流通にはのらない業務機であり大学等の研究施設や医療機関等の専門施設向けに販売された機種です。従来のMINOLTA αシステムと共通のマウン…

『国内版 AF一眼レフにおける銀塩からデジタルへの移行史 1985-2004(銀塩AF機の登場から終焉まで) (2018/08/16 版) 新』

(2019/03/07 宅ファイル便リンク切れを機に新規頁で再作成) 個人的興味もあって『国内版 AF一眼レフにおける銀塩からデジタルへの移行史 1985-2004(銀塩AF機の登場から終焉まで) (2018/08/16 版) 』として年表をまとめました。あくまで大まかな流れを掴むた…

昭和の残滓 (Leica M3 + Summicron 50/2 + KODAK BW400CN)

撮影地:長崎(2018) 機材:Leica M3 + Summicron 50/2 フィルム:KODAK BW400CN 現像データ: DPE スキャナ:EPSON F-3200(fixed) 以前も書きましたがKODAK BW400CNは気に入っていて、当時お願いしていたDPEとの相性が良かったのもあり一時期はこればかり使…

新宿 (Leitz Leica If + Voigtländer SSSkopar 25/4 + KODAK TMAX 400)

撮影地:東京(新宿 2019.01) 機材:Leitz Leica If + Voigtländer SSSkopar 25/4 フィルム:KODAK TMAX 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:Scan EPSON F-3200(Edited) かなりコントラストの強い筈の画面ですが、飛ばず潰れず、新鮮な(!)フィルム…

橋 (Fake Leica 72(Zorki Based) + Voigtländer SSSkopar 25/4 + KODAK Tri-X 400)

撮影地:北九州 機材:Fake Leica 72(Zorki Based) + Voigtländer SSSkopar 25/4 フィルム:KODAK Tri-X 400 現像データ:R09(Rodinal 1+50) スキャナ:EPSON F-3200(No Effect)

『国内版 AF一眼レフにおける銀塩からデジタルへの移行史 1985-2004(※ 廃版 記事内に新版へのリンク掲載) 』

個人的興味もあって年表をまとめました。 公開期間が19日までのようなので、公開終了後に必要な方はTwitterの方にでもDMなりいただければ。 保管期間が切れたこと、宅ファイル便が共有先として些か信頼性に問題を抱えていることを考えて以下の新規記事に画像…

M3神話解体試論 (2018.1.3版)

(追記 2018.01.09) 一通り書き上がってはおり論旨の大枠に変更の予定はありませんが、お読みいただいた皆様からご指摘をいただくにつけ史実の前後関係の整理や論証部分に不足を感じ、現在当時の資料や実機を追加で収集して書き直しを進めております。そのよ…

M3神話解体試論 作成用メモ(あるいは50年代写真文化史考に向けて)

日本の古本屋で「クラシックカメラ専科3 戦後国産カメラのあゆみ」を注文。まだ持っていなかったのかというツッコミを受けそう。これである程度疑問が解決すればいいけれども。 — Ichizo Harimaya (@afcamera_mania) 2017年11月24日 バルナックコピー機への…

APS(IX240)フィルムでの撮影についてちょっとしたまとめ 2017年版

(注 2018.01.05) この頁は2017.08当時のAPSを取り巻く状況をまとめた頁です。情勢はその後大きく変化して「APSを使うなら今しかない!」というぐらいの状況が出来しています。 APSフィルムが期限切れであることなどはこの記事でまとめた通りなので期限付きの…

ドフジャンク棚にみる普及帯コンパクト史 備忘録

最近は(全盛期に比べれば誤差の範囲とはいえ)多少なりともフィルムカメラでの撮影が盛り上がっているようで、なかでもこれまでほとんど見向きされてこなかった普及帯のプラ製コンパクトカメラが評価されているらしいのが面白いところです。 残念ながら地方在…

都市伝説の結末 / OM(AF)マウントレンズのOM(MF)機への装着について

さて昨晩、銀塩AFカメラについてそれなりに有名な都市伝説がデマであると確定したのでまとめておきたいと思います。 起点は佐藤さん(@sigeosato )のこの発言。 ところで有名な「OMAF用レンズをMF機に付けると外れない」ってこれホントなの、今更だけど — 都…

MINOLTA α Sweetの分解(破壊)

これまで二桁のα Sweet系列ジャンクを処分してきましたが、偶然捨て忘れたSweet初代が転がり出てきたので分解に挑戦してみることにしました。ジャンクの理由は定番のファインダーの黄変です。まだそこまでひどくはなく、端っこに黄色のにじみが出てきたぐら…

入門機クラス銀塩AF一眼レフシリーズのお勧め度の比較 その3「PENTAX MZ(二桁)シリーズ」

PENTAX MZ-50 + PENTAX-F 4-5.6/35-80 + KODAK ULTRAMAX400 こんな感じでやってます この記事を書くに当たっての基本姿勢についてはこちらをご覧ください。 また、「いまからフィルムで撮ってみたいという人にEOS Kiss シリーズ(具体的にはIII / III L)をお…

入門機クラス銀塩AF一眼レフシリーズのお勧め度の比較 その2「Nikon Uシリーズ」

作例 Nikon U2 + SIGMA 28-70mmD f2.8-4 + KODAK BW400CN 再掲。BW400CNも無くなってしまいました。 こんな感じでやってます この記事を書くに当たっての基本姿勢についてはこちらをご覧ください。 また、「いまからフィルムで撮ってみたいという人にEOS Kis…