書肆萬年床 光画資料室

写真史や撮影行為にまつわるあれこれ、またはカメラ等についてよしなしごとを放り込む納戸

Konica ACOM-1の分解

以前ハードオフのジャンクボックスから掘り出したKonica ACOM-1ですが、ファインダーにきつめの汚れが見られまして、そのままで使えないこともないものの気持ちよくないのでサクッとトップカバーを外してみました。

ざっとこんな感じ。定石通りで比較的簡単に外せました。


レリーズボタン周りの拡大図。あんまり意味は無いです(これだけα7で撮ってるのも意味ないです)…が、こういうのにわくわくしてしまうのよ。だって、男の子だもの。


プリズムを下ろしてみるとこんな感じ、電装を傷つけないように注意しますが、フレキが渡してあったりもしないのでそこまで慎重で無くとも大丈夫です。

さて、ここまででフォーカシングスクリーンに散らばっていた劣化したモルトの屑をブロアで吹き飛ばし、汚れていた接眼レンズを掃除しました。

…が、問題はここでした。

降ろしたプリズムですが、どうやらプリズムの周りにモルトを貼って、さらに堅めのビニール素材でガッチリと固定してあるのです。

このピッチリ貼られたビニール素材の内側で劣化したモルトが蒸着された銀の面を侵食している模様で、ファインダーに薄く広がる細かな黒点の原因はこれだったようです。

ビニール素材をはがそうとしてもプリズムを傷つけそうだったので、開口部を掃除してお茶を濁すことにして組み上げました。汚れが減ったのは確かで、日中屋外で使う分には問題ないレベルになったということでとりあえずは置くことにします。

最後におまけ。

裏蓋のsakuraカラーの表示か…なにもかも、みな懐かしい…