2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧
永見徳太郎の『夏汀画集』には徳太郎(夏汀)の挨拶に続いて八名の寄稿があります。そこに並ぶ顔ぶれは郷土の関係者と写真関係者に大きく分かれますが、故がついていることからもわかるように将来を嘱望された画家であり、徳太郎と同世代の渡邊よ平(渡辺与…
永見徳太郎が1912年に自費出版した写真集『夏汀画集』の序文を起こしました。徳太郎当時22歳。浪華写真倶楽部の「写真界」等に投稿を繰り返していた時期で、印刷は同倶楽部の後援でもある桑田商会。なお、発行は奥付でも1912年12月15日となっているのですが…